かえる旅。

かえる好きによる日本放浪記。

四国3日目(6/11)前半

かずら橋

2日目はかずら橋へ。

かずら橋へは大歩危駅からバスで山道30分くらい。山深いとこにありました。

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昨日の橋でびびってたけどこれはその上をいってる。

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なにこの苦行……

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なにこの苦行……(大事なことなので2度言いました。)

下見ると怖いけど下見ないとあるけない!

できるだけ人がいない時を見計らって渡りました。

それでも揺れる!

そして後ろから子どもが……

おおおおおおお揺らすんじゃねぇええええ!

本気で今年一番の苦行でした。ええ、苦行でした。

生きててよかった。

ちなみにこの橋は昔昔平家の落人がかけたとか、弘法大師がかけたとか。

個人的には平家の落人説推していきたい(笑)

このへんには平家の落人伝説があるんですって。へぇー

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かずら橋を渡ってすぐのところには平家が琵琶を弾いて都をしのんだという琵琶の滝がありました。

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そりゃこんな山奥だったらバレないで住めそうだよね……

妖怪の里ツアー

思ったよりかずら橋が早く終わったので(笑)昨日から気になってた妖怪ツアーに行くことにしました。

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大歩危のあたりは、危険なところが多いので身を守るために昔から親から子へ妖怪の話をして、危険な場所に近づかないように、山の神を荒らさないように諭したらしい。

それが妖怪話として多く伝わっているそうな。

こなきジジイもここ出身らしいですよ。

道の駅には妖怪屋敷までありました入らなかったけど。

妖怪の里巡りは地元の人がそんな妖怪を木像で作って、ハイキングコースにしてまちおこししてるそう。

妖怪の里巡りはショートコース5kとロングコース8キロがあります。

ここはロングコースだろ!ってことで頑張ってきました。

だが、それが間違いだった。

普通に4キロ歩くのも結構きついけど完全に山道。ずっとつづら折りの山道。

完全に修行

人っ子1人いませんし、家もほとんどありません。

途中で会ったおばあちゃんにはすごい不信顔されました。そりゃそうだ。

ただ、山の中を歩くことで昔の人の気持ちがわかったような気がします。

っていうか、なんでこんな所に住もうと思ったんだろう……

山里に昔移り住んだ人はどんな気持ちだったのか……

景色はすごかったです。絶景です。っていうか秘境です。魔境です。

でも写真撮り忘れた(笑)それどころじゃなくて(笑)

それでは順番に、出会った妖怪達です。

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のびあがり

首が伸びてる。

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野鹿池の龍神と乙姫

乙姫いなかった(笑)

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ヤマジチ

昔山に住んでた馬鹿力の大男

それ人じゃねぇか!

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弁財天

神社の木の枝を折ったら、怒った弁財天が化けて出て家のカマドにグルグル巻きついてたっていうそれって神の祟的なヤツ?

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鬼子

村長の家に生まれた赤子が鬼だった!っていう。生まれた鬼子は手斧をもって近所の家に不法侵入、お供え物を食い荒らして山へ帰っていったそうな……

これはマジで怖い

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マド

極悪非道の死霊。意思の弱い人間に取り付いて人を殺したり、残酷な目に合わせる。悪魔ってことか!!

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夫婦遍路

遍路岩に乗ってる、お遍路してる夫婦……ってこれ完全に人じゃん!!

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ヤマジジ

川で子どもたちと遊ぶ妖怪。遊んだ後は山へ帰っていく。

そんなことよりチ〇ポ丸出し。

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川赤子

淵の上を通りかかるときこえる赤子の声。赤子の霊か、赤子の声で淵に誘う妖怪の声なのか正体不明。

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山伏

修験者。たくさんいたんだって、昔。

ついに人より偉い人でてきた。

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ヒダルガミ

つらい山越の苦行の途中で取りつかれると空腹で動けなくなる妖怪。

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大天狗

言わずと知れた大天狗。そんなことよりすぐそばにあった神社が恐ろしかった。

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鬼太郎目玉親父

父さんっっ!絶対無許可です。捕まるよこれ(笑)

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24の瞳

ってあれ!?24の瞳ってこんなんでしたっけ?

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エンコ

俗に言う、かっぱ。

このへんにはエンコが正月に水迎えっていう行事をするそうな。

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こなきじじい

言わずと知れたこなきしじい。

ワガママを、言う子どもを連れていってしまうらしい。

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長足

暗くなると出会う妖怪。出会う前に帰ってきなさいよって話。長足なんにもわるいことしてないじゃん(笑)

そんな感じでした。

途中で、お地蔵さんとかもいたんですが

ガチで怖すぎて写真とってません。

妖怪の里めぐりはもはや妖怪の里巡りというより

妖怪苦行の道って感じでした(笑)

でも奥の方に行くほど木像のクオリティが上がっていて

これはロングコースの人への優しさかなと思いました。

行って帰って約2時間。

これはこれでなかなか楽しかった。

写真重いから分けます。